本当に気軽に査定をお願いしてよいのか?

「お気軽に査定をご依頼ください!」なんて買取業者さんは宣伝文句として使っていますが、まさか本当に“気軽な気持ち”で査定をお願いしたりしてないですよね? あくまでもあれは業者側の心構えであって、買取をお願いする側はちゃんと悩んだ結果、査定を依頼するようにしなくてはいけませんよ。愛車を気軽に売れるかなんて考えては可愛そうってもんです(笑)。

愛車への気持ちという観点はさておき、真面目な話、出張査定の場合は本当にお気軽に査定をお願いしてはいけません。もちろん、愛車を手放す気持ちに傾いているのであれば、出張査定をお願いしても問題はありあません。こちらが何も手間をかける必要の無い出張査定ほど便利なものはないのですから。

出張査定は業者にも自分にもリスクが高い!

まずは業者側の気持ちを考えてみましょう。「自分のバイクはいくらくらいかなぁ?」という安易な気持ちで買取してもらう気も無いお客さんのために、わざわざ貴重な時間を割いて交通費までかけて出張するというのは、気持ちが良いわけがありません。買取できずに帰るとなれば、業者としては大打撃です。

仮に出張査定をお願いして業者さん一人をお呼びしたとしましょう。あなたのために業者さんは出張から査定まで5時間も割いてくれました。その結果何の収穫も無しに帰らなくてはいけないとしたら……。みなまで言わずとも、働いている人ならどれだけ出張査定にリスクがあるか分かりますよね?

では、立場を自分に戻して考えてみましょう。買取してもらう気持ちは無かったものの、査定したら思いのほか高価査定がつきました。小一時間悩んだ結果、あなたは買取をお願いしてしまいました。ところが、その場で悩んで売ってしまったことを後になって後悔しないとも限りません。その場で決断したことが正しいかどうか、小一時間悩んだ程度では決めることは…… なかなか難しいですよね。決断に自信がある方なら話は別ですけど(笑)。

後になって自分のバイクを調べてみたら、実はもっと高値で売ることができたことが判明したり、もしくはもう一度乗りたくなってしまうかもしれません。そうなってしまっても、もはや後の祭りです。お気軽な出張査定以来は、業者側にしても自分にしてもリスクがあるということは、覚えておきましょう。

勘違いしないでおきたいのは、「間違いなく出張査定は非常に便利!」ということです。お店まで行く手間はありませんから、車検切れでもバイクがすぐに手放せるといったメリットがあります。要は、「リスクもありますが便利ですので、注意して利用しましょう!」ということです。